About
私たちについて
Introduction
はじめにお読みください
「英語を使いこなして、世界で活躍できる子供に育ってほしい」そのために最高の教育を我が子に受けさせたい。お子様の英語教育を真剣にお考えの方であれば、きっとそう思うはず。その環境を用意しました。
そこで一つ質問があります。あなたは、なぜお子様の英語教育を考えていらっしゃるのでしょうか?
- 英語の勉強が嫌いになってほしくないから
- 学校の授業についていけないと困るから
- 高校や大学受験で失敗してほしくないから
- バイリンガルになってほしいから
そういった理由からなんとなく近場の英語教室を、料金や通いやすさ、ネイティブの先生がいるかどうかなどで検討されているかもしれません。でもお子様の将来を真剣に考えたときに、本当にその選択に確信が持てるでしょうか。
一般的なジュニア英会話では、唄を歌ったり、フォニックスを使ったり、アルファベットを繰り返し書いて練習したり、いわゆる「教えて学ぶ」レッスンがほとんどだと思います。 それをすべて否定するわけではありませんが、「教えて学ぶ」レッスンを受けて英語が話せるようになったり、英語が聴き取れるようになっている子供がどれだけいるでしょうか?
応用言語学の権威であり元獨協大学院教授の阿部一先生によれば、それでは浅い学びにとどまってしまうと言います。
特に、小学校低学年までの子供にとっては極めて重要な問題です。
Supervisor
監修者
阿部 一(あべ はじめ)
- 阿部一英語総合研究所所長
- 元・獨協大学外国語学部、及び同大学院教授
日本における応用言語学の権威。20年以上に渡って獨協大学の英語教育プログラムの向上に尽くした。その間、同大学の英語入試問題の全面改訂の責任者や、新カリキュラム改訂責任者などを行い、国際交流の責任者である同大学国際交流センター長を最後に退職。その他、武蔵野美術大学、立正大学でも教鞭を取った。
元・NHKラジオ「基礎英語3」(1994~96年) 講師。
文部科学省をはじめ、英検や各都道府県の教育委員会・教育センターなどで、日本人教師や外国人講師にすでに300回以上の講演会、研修会、ワークショップなどを行っている。
2005年より阿部一英語総合研究所(英総研)所長。最新理論に基づいた“分かりやすく使いやすい”各種の指導テクニックの研修会を行っている。現在、理論と実践の橋渡しに関心があり、使いやすく実践的で効率的な教材作りや、後進の指導に当たっている。
What's?
浅い学びとは何か?
もう一つ質問です。あなたは英語が話せますか?留学経験のある方や、ビジネスで英語を話す必要があり必死に努力されて話せる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、楽天インサイト株式会社が行った「英語に関する調査」によれば、20代から60代の男女で「英語が得意」と答えた人はわずか8.7%しかいませんでした。
つまり、9割の日本人は英語が得意ではない。周りの友人や会社の人を思い浮かべて頂ければ、これはおおよそ間違っていない数字のように思います。
私たち大人は、中学校から高校で少なくとも6年間、大学に行かれた方であれば10年間も英語を学んできました。TOEICや英検などの資格をお持ちの方もいると思います。
しかし、英語が話せない。これは紛れもない事実なのです。
つまり従来型の英語教育では英語が話せるようにはならない。それどころか、ネイティブの会話を聴いても何を言っているか聞き取れない。知っている単語に照らし合わせて、こう言ってるのかな?と想像しているうちに、ものすごい速度の英語に圧倒されて何も発言できないというのが、今の日本人の特徴だと思います。
極端な話、私たちは「浅い学び」によって英語が話せないまま大人になってしまった被害者であると、阿部先生は言います。
How?
なぜ私たち大人は英語が話せないのか?
従来の英語教育では「文字」を重視して教えられてきました。まずはアルファベットを覚えて、単語を覚えて、文法を習得し、To不定詞だ、過去分詞ではこう変化すると、あなたが学生時代の英語と言えば暗記科目という印象が強かったと思います。
最新の研究では、この「文字」から学習する方法では英語が話せるようになる、聞こえるようになるという次元にはほぼ達しないことがわかってきています。
英語を話せるようになる・聞こえるようになるために最初にやるべきことは「音」を理解すること。音こそが、英語と日本語の最大の違いです。
例えば、aとeがくっついて一つの文字になったような【æ】。英語学習をすると必ず目にするはずです。
【æ】の読み方は、日本語のアで済まされてしまうことが多いですが、実際には違います。
このように英語には発音のキーとなる音(母音、子音)が存在しています。
この音が出せなければ英語が通じませんし、自分で出せない音は聴き取ることもできません。
日本人が英語が苦手と感じている最大の原因は、音がわからないことなのです。
英語独特の音は日本語には存在しないので、意図的に習得をする必要があります。
そして英語独特の音は、ゴールデンエイジと呼ばれる9歳くらいまでに習得することが最も望ましいです。
Golden Age
ゴールデンエイジ期にやるべき
たった1つのこと
ゴールデンエイジというのは、最も子供の成長が期待される時期や年齢のことです。
9歳くらいまでに神経系が著しく発達するため、情報を柔軟に取り入れ、驚異的な吸収力で成長することが出来る時期とされています。
また、大人に比べて新しい言語や文化に対して恐れや間違いを恐れずに順応しようとします。
この時期に、英語のキーとなる「音」をマスターしてしまうことが出来れば、その後の英語習得は本当にスムーズで、ぐんぐん伸びていくようになるのです。
英語独特の音は母音と子音で50個ほどありますが、特に重要な音というのはほんの少し。この音だけを徹底的にやること。
あなたも、もしこの教育を子供の頃に受けていたら英語が話せない、聴こえないという悩みは間違いなくなくなっていたはずです。
Most Important
ここが最重要ポイント。
音は「指導」では身につかない
英語独特の音を覚えるためには、正しい音を何度も聴く、何度も口に出すという反復練習が必要です。
しかし、子供にとって練習は本当に退屈なものです。大人でもそうですし、特に小さな子供にとっては苦痛で英語自体が嫌いになってしまいます。
ゴールデンエイジ期の子供には「教えて学ぶ」という指導は逆効果で、子供の持つ好奇心や探求心を刺激しながら、自然に音が身につく環境が何よりも重要になります。
低学年のうちに音をマスターしてしまえば、その後の単語を覚えていっても正しい発音が必ず出来ますし、また聞こえてくる音も理解できるようになります。これが本当に重要で「音が理解できないから英語がわからない」という9割の日本人とは一線を画すことになるのです。
ベネッセ教育総合研究所の調査によれば、中学生の「好きな教科」ランキングで「英語」は最下位です。その理由として「英語が楽しくない」「学ぶ必要性を感じない」「努力しても上達しない」という理由が挙げられています。
残念なことに、小学生の時に音を徹底的にやらなかったことが原因で、英語に対する苦手意識がすでに根付いてしまっているのです。
Non-cognitive Skills
子供の将来の可能性を分ける
非認知スキル
教えて学ぶ指導型の教育ではなく、主体的に子供が成長する環境型の教育で得られる大事なポイントに、非認知スキルがあります。
指導型の教育で伸ばせるものとしては、IQや学力といったテストの点数で評価できる認知スキルがあります。
対して、「目標を決めて取り組む」「意欲を見せる」「新しい発想をする」「周りの人と円滑なコミュニケーションをとる」といった数値化できない非認知スキルは、指導ではなかなか伸ばすことが出来ません。
具体的には以下のような能力です。
自己認識
- やり抜く力
- 自分を信じる力
- 自己肯定感
意欲
- 学習志向性
- やる気
- 集中力
忍耐力
- ねばり強く頑張る力
セルフコントロール
- 自制心
- 理性
- 精神力
メタ認知
- 客観的思考力
- 判断力
- 行動力
社会的能力
- リーダーシップ
- 協調性
- 思いやり
対応力
- 応用力
- 楽観性
- 失敗から学ぶ力
クリエイティビティ
- 創造力
- 工夫をする力
例えば、
- 剣道をやっていたことで忍耐力が強くなった
- プログラミングをやったことで論理的に考えられるになった
- ピアノをやっていたことで表現力が養われた
など数値化できないけど習得したスキルというのは多いですし、そのことが大人になってから役立つことはかなり多いと思います。
英語を学んで点数が悪くても「悔しい」と思って勉強を頑張る子もいれば、 「もう英語はいいや」と諦めてしまう子もいます。
これも非認知スキルの一つであるレジリエンス(立ち直る力)の違いです。
ネガティブな経験をしてもそれにつぶされてしまったり、いじけるのではなく、状況を客観的に見極め、必要な対処ができる逆境を乗り越える力。
こういったものは、指導ではなく、環境によって身につく能力なのです。
Glocalingal
バイリンガルからグローカリンガルの時代へ
バイリンガルという言葉が使われるようになって数十年が経ちます。バイリンガルと聞くと、ネイティブのような流暢な英語が話せる人という印象があると思います。
しかし実際のところ、ネイティブのような完璧な英語が話せることは世界で全く求められていません。それより大事なのは、主体的に自らの意見を伝わりやすい英語で発言できること。かつ、他人の意見を尊重しながらその場を進められる協調性やコミュニケーション力なのです。
例えば、ケニアのマーティン・キマニ国連大使が「ロシアのウクライナ侵略はかつてのヨーロッパの国々の我々アフリカへの一方的な侵略を彷彿させ、とうてい受け入れられない」と堂々と述べた演説が話題となりました。動画を見て頂ければわかると思いますが、決して上手な英語ではありません。
しかし彼のスピーチは、人々の心を揺さぶりました。これこそが世界とコミュニケーションを取るために必要な英語力と言えるでしょう。
アフリカは今最も英語教育が盛んな地域ですが、次のようなことを大事にしているといいます。
“自国に誇りを持ちなさい。アメリカ英語である必要はない、訛りがあってもいい。ただし自分の意見をハッキリ述べ、かつ他の意見を尊重する立場が伝わる正しい英語を話しなさい。”
“文法や単語は絶対に間違ってはいけない。特に文章ではどの国の誰が見るかわからない。教養がある人間であることを示す文章を書けるようになりなさい。”
私たちがこれまでに抱いていた「英語教育」のイメージとは、一段も、二段も先を進んでいる教育がアフリカでは行われています。
世界全体とコミュニケーションが取れる英語力を身につけながらも、足元の文化や慣習に向き合い、社会全体のニーズに合った発言が出来る。
このようなグローカリンガル人材の育成こそ、これからの世界に必要な教育であると私たちは考えています。
Chippie’s Glocal English Academy
ミッションステートメント
「深い学び」を提供し、
子供の輝かしい未来を実現する
Provide deep learning and realize a bright future for children.
あらゆることに興味関心を持ち、主体的に学ぶ姿勢。
そして周りの意見を聞き、助けあい、協調しながら物事に取り組む姿勢。
日本人としての教養を持ちながら、世界へ目を向ける子供を育てる必要がある。
そのためには、大人が環境を整え、深い学びを提供する必要がある。
チッピーズは英語領域において、革新的な教育を提供します。
Supervisor
監修者
阿部 一(あべ はじめ)
- 阿部一英語総合研究所所長
- 元・獨協大学外国語学部、及び同大学院教授
日本における応用言語学の権威。20年以上に渡って獨協大学の英語教育プログラムの向上に尽くした。その間、同大学の英語入試問題の全面改訂の責任者や、新カリキュラム改訂責任者などを行い、国際交流の責任者である同大学国際交流センター長を最後に退職。その他、武蔵野美術大学、立正大学でも教鞭を取った。
元・NHKラジオ「基礎英語3」(1994~96年) 講師。
文部科学省をはじめ、英検や各都道府県の教育委員会・教育センターなどで、日本人教師や外国人講師にすでに300回以上の講演会、研修会、ワークショップなどを行っている。
2005年より阿部一英語総合研究所(英総研)所長。最新理論に基づいた“分かりやすく使いやすい”各種の指導テクニックの研修会を行っている。現在、理論と実践の橋渡しに関心があり、使いやすく実践的で効率的な教材作りや、後進の指導に当たっている。
著書
- 英語感覚が身につく実践的指導
- 『コアとチャンクの活用法』(共著/大修館書店/2006年)
- 『Active Communicator - Improving English through Cultural Interaction』(共著/三修社/2006年)
- 『ダイナミック英文法―生きた英語を使いこなすコツと感覚』(研究社/1998年)
- 『基本英単語の意味とイメージ』(研究社/1993年)
- 『コーパス口頭英作文』(共著/DHC/2007年)
- 『英語冠詞コーパス辞典』(研究社/2007年)